5月14日に操学舘ドローンスクールでは「産官学 災害対応ドローン展示会」を開催いたしました。ご出展者様、ご来場者様ならびに関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。
コラムでは、展示会の様子や展示物について前編と後編の2本立てで紹介させていただきます。ご来場いただけなかった皆様にも展示会の内容をご理解いただけるよう、当日の様子や主な見どころを整理してご説明します。
展示会について
本展示会は「大学や研究機関による研究成果」、「民間事業による社会実装技術」「行政や消防機関における運用」の3つの視点が一堂に集結した、災害現場におけるドローン運用を多角的にご覧いただける場として開催されました。
当日は8つのブースが設けられ、様々な展示が行われました。前編のコラムではその中の4つのブースに焦点を当てて展示物をご紹介します。
ブース①:NOVAQエンジニアリング
・ORCA-one
水難救助や機材運搬、捜索、点検などの幅広い用途で活用できる国産高機能無人水上艇。最大速度は約30km/h。リン酸鉄バッテリーを採用している為、満充電で一年放置しても即座に使用可能。
機体本体にドーム型のユニットの装備することができ、ユニット内にはDJI製Mini3や3D音波ソナーが搭載されている。高精度な撮影や画像確認、測量や操作を行うことができる。

・ALICE
産業での運用を想定し設計された国産多機能ドローン。本機体は山から山へケーブルを渡すことができ、林業現場の重労働を解消する。軽量物資運搬、害獣対策、操縦訓練等にも対応することができ、現場で求められる性能と実用性を兼ね備えている。

ブース②:株式会社 赤尾
・スコッティ デルタ
山火事や森林火災を想定して開発された、容量約22Lの背負式消火水のう。パッド入りのショルダーストラップやチェストストラップ、腰ベルト等の構造により、長時間の使用による身体的負担を軽減。ハンドポンプはオプションを使用することで放水だけでなく泡消化剤を放出することも可能。

・エマージェンシープラグ
電気自動車が事故に巻き込まれた際、正常に安全システムが作動しているかどうかの把握が困難である。そんな時に車両の充電ポートへ本プラグを接続することで、充電中と認識させ、電気自動車の予期せぬ動きを防止することができる。世界中すべての電気自動車に対応可能。本体のLEDインジケーターによって離れた場所からでも正常に機能しているのか確認できる仕組みとなっている。

・Small Doctor Edge
複雑で暗い場所での点検に特化した国産ドローン。小型で軽量であるのに加え、自己位置保持機能やLED照明が搭載されており、人による作業が困難な場所でも安全かつ詳細な点検が実施できる。

マルスバッグ
・医療救急防災用バッグ
医療救急現場で使用するオーダーメイドバッグ。懸垂下降用バッグ、ヒップバッグ、酸素ボンベケース、医療救急用リュックなど種類は多岐に渡る。オーダーメイドならではの高品質が特徴。

・LIFE BOX
約一分間で救命胴衣に変形する普段使い用リュック。通勤・通学リュックとして使いながら、水害時には救命胴衣として着用することができる斬新な防災リュック。

・ドローン収納用バッグ
現場でのドローン運用に向けた、ドローン収納用バッグ。医療救急現場で使用されるバッグの技術を活かして最適化されており、ドローンやその機器を一度に収納できるリュック。

株式会社 ドーン
・LIVE119
映像で現場の状況を伝えることができる119番通報システム。通報時、消防から送付されるURLにアクセスするだけでスマートフォンで撮影した映像がリアルタイムで消防に送信される。視覚的な情報により消防は即座に情報を把握することができ、より迅速かつ的確な対応が可能になる。また、消防による遠隔操作でカメラの拡大・縮小、ライトの点灯を行ったり、消防から通報者へ応急処置のお手本動画を送ったりすることができ、救急車が到着する前のより適切な応急処置を促すことができる。本システムはドローンやアクションカメラでもライブ中継を行うことができ、より幅広い場面で活用することができる。

最後に
当日は多くのお客様と直接お話しさせていただき、大変有意義な機会となりました。
展示会内容につきまして、ご不明点やご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
今後も操学館ドローンスクールは災害対応におけるドローン活用をサポートできるよう、努めてまいります。
後編コラムは後日公開予定です。ぜひそちらもご覧ください。
