この度、VTOL型ドローンに特化した技能証明(国家資格)が年内にも設立される予定です。
なぜ今回新たに資格が設立されることになったのか、その先にある狙いは何なのか、ご紹介します。
VTOL型ドローンとは
VTOL型ドローンは離着陸時と巡航時の効率性に優れているのドローンです。垂直に離着陸可能なため、狭い場所からでも飛ばすことができます。また、長時間飛行・高速飛行・自立飛行を得意とするため、様々な現場で柔軟に対応することができます。物資輸送・測量・調査・点検・災害対応など様々な分野での活躍が期待されています。
VTOL型ドローンの課題
VTOL型ドローンは離着陸時では回転翼航空機、巡航時では固定翼の飛行機のシステムが採用されています。そのため、VTOL型ドローンの操縦者はマルチコプターと飛行機の両方の資格を取得することが求められます。これらの資格にはVTOL型ドローンの操縦では不要なスキルも含まれています。種類の違う2つの資格を取得しなければならないのに加えて、必要以上の難易度が求められることがVTOL型ドローンの普及を妨げていると考えられます。
VTOL型ドローン国家資格の新設
政府はVTOL型ドローンに特化した国家資格を年内にも新設する方向です。現段階では、無人航空機操縦者技能証明の飛行機がVTOL型とVTOL型以外に区分される予定です。これにより、VTOL型ドローンの特徴に適した試験内容になることが期待されます。
次世代での活躍が期待されるVTOL型ドローンの資格取得システムを整備することで、運用への負担を削減することが目的の一つとされています。これによりドローンの普及を加速させ、国産ドローンの開発を後押しする狙いもあります。
まとめ
今後、価値が高まっていくと考えられるVTOL型ドローン。今回の国家資格新設によって運用のハードルが低くなり、広く普及されることが期待されます。ドローン技術のさらなる展開が楽しみです。
