絶対に失敗しない!!ドローンスクールの選び方7選!!

以前投稿した「ドローンスクールの講習料金の謎を解明」と内容が一部類似する所があるかと思いますので、そちらのコラムも併せて読んで頂けると幸いです。 本題に入りますが、全国で国家資格を取得可能な登録講習機関は約700校あります。国家資格取得者数は約2万人。国家資格制度が2022年12月からスタートし2年弱が過ぎました。スクールに通われた方は、スクールの何が決め手だったのか。料金・時間・場所・サービス・受講スタイル色々あります。それでは、ドローンスクールの正しい選び方を項目事に分けて解説していきます。

其の1:料金 やはり受講料金が一番気になる所だと思います。ここに関しては、「ドローンスクールの講習料金の謎を解明」をまず読んでみてください。ただ単に安い料金というだけで選んでしまうと後悔する可能性がありますよ。正直この「料金」が、正しいスクール選びに左右する所になります。

其の2:受講スタイル こちらの内容も、「ドローンスクールの講習料金の謎を解明」にて触れています。マンツーマン方式なのか複数方式なのか。充実した講習を受けたいのであればマンツーマン方式を選ぶべきでしょう。国家資格をそもそも取得する理由はなんなのか。複数方式が悪い訳ではありませんが、職場で活用したい・ドローンで仕事をしていきたいと考えているのであれば、充実した形で講習を受ける方が満足度も違いますし知識や技術面で差が生じます。

其の3:講習場所 意外と重要になってくる場所問題。室内講習に関しては、アクセスの良い場所なのに、屋外での講習になると車で1時間以上掛かる郊外の飛行場まで行かないといけない場合もあります。実際にスクールに通う決断をする前に、ストレスなく通えるのかイメージする事も大事です。億劫になってしまうと受講料を支払っているのに足が遠のいてしまう理由にもなりかねません。

其の4:設備 ドローンスクールの多くが倉庫を改装して講習をしている場合があります。空間としては練習には適していると思いますが、暑さや寒さといった所で中々過酷な環境になる場合があります。基本的にドローンは屋外で飛行させるものではありますが、屋内飛行場完備と謳っているのであればもう少し環境が整っている所で講習を受けたいと思うはず。特に初学者の方であれば尚更ではないでしょうか。

また、都心部にスクールを構えていてアクセスはかなり良好でも、屋内飛行場の天井が低すぎる、狭すぎるといった場合もあります。最近は、ドローン専用で建設しているスクールも多くなってきており、暗い・汚い・怖いという外観から受ける印象は軽減されてきているイメージです。

其の5:特徴 ドローンで行う赤外線点検について学びたいのに通ったスクールでは赤外線点検コースが無かった。これは極端過ぎますが、全てのスクールがドローンで行える全てを講習出来る訳ではありません。測量分野に長けているスクールもあるでしょうし、映像分野に長けているスクールもあると思います。スクールに通う前に自分がドローンを使って何をしたいのか。ある程度明確なビジョンを持ってスクールを選ばないと失敗します。ただ資格を取得出来ればいいという考えでは恐らくその先は無いでしょう。各スクールのHPで、そのスクールが何を得意としているのか掲載されていると思います。好感触な印象を持てたら実際に説明会に参加してみて詳しく聞いてみましょう。

其の6:営業日・営業時間

土日祝の休みに通いたい、仕事が終わってから通いたいという方も多いのではないでしょうか。通いやすいスクールを選択する事で比較的早く資格取得まで辿り着けると思います。どうしても期間が空いてしまうと感覚を忘れてしまいゼロからスタートになるケースもあります。平日に休みが取れてもその日に受けたい授業が行われていないといったケースもあるかと思います。そういった場合は、スクール側と事前に相談する事で融通を利かせて貰える場合もあります。説明会参加時に相談しスクールに通う前に把握しておくことも重要です。

其の7:アフターフォロー

受講中もですが、卒業後のアフターフォローも受けられるのか、どのようなフォローなのか確認しておきましょう。本格的な訓練カリキュラムを希望の場合でも相談してみましょう。機体販売、販売後の導入支援、レンタルコート等々サポート体制が整っているスクールを選んで下さい。細かな部分までスクールの説明会で質問して下さい。

最後に 絶対に失敗しない!ドローンスクールの選び方7選!!の紹介をしました。全ての条件が揃っているスクールを探すのは至難の業。自分にとって譲れないポイントがあると思います。料金なのか場所なのかアフターフォローなのか。紹介した7選以外にもあるかもしれません。ドローン関連のYouTubeやSNSで活躍されている方も多くいらっしゃいます。直接DMやメールをしてみてスクール選びのポイントを聞いてみるというのも参考になるかもしれません。スクールを紹介するまとめサイトや広告が溢れていると思います。派手なHPや知りたい事がはっきり分からないHPなど実際に存在しています。そういった場合、どうしても説明会等に参加し情報収集しながら精査する必要があります。7選も紹介してその中で一番気にしておくのはどれ?というご質問も頂きそうなのでお応えします。それは、料金です。安さには当然理由があります。逆の高い料金設定にも理由があります。安さの理由として、当然ながら「企業努力」も含まれます。他社と比較して圧倒的な差を付けている部分もあれば、企業努力では落としきれない部分まで削ぎ落している可能性もあります。では何を削ぎ落しているのか。それは、講義内容・サービス・講師の質が挙げられるかと思います。安さを追求するあまり禁断の領域に踏み込むパターンです。当然資格の取得は出来ますが、機体登録は?飛行申請は?といった状況も起こっています。安いから一概に悪いという訳ではありませんが、必ず理由があるという事を覚えておいてください。もし国家資格講習を受講し資格まで取得し、実は監査時に指摘され審査基準を満たしていない状態で合格した場合、ライセンスが取り消しになります。この場合安さが理由にはなりませんが、もしそうなってしまった場合、再度審査を受けるか返金対応になるか。トラブル発生の可能性まで考えられます。受講しても良し悪しの判断基準も難しい所です。同業だからこそ見て分かる、聞いて分かる部分もあります。私は、説明会の時にゴリゴリに押して契約するまで帰さないといったスタイルが好きでは無いので、必ず他のスクールとしっかり比較して貰って、自分で納得の出来たドローンスクールでライセンスを取得して貰いたいとお話させて頂いております。出来ない事を出来ると嘘を付いて契約を取る必要ないですからね。信用を失うだけです。これからドローン業界に携わろうとしている方々に対して、入口から悪い印象を与えたくない思いがあります。人と人なので繰り返しになりますが、自分が納得出来るスクール選びをして下さい。今回の7選はあくまで参考材料です。納得出来る部分が無かった場合、無理にスクールに通う必要はありません。大切な時間とお金が無駄にならない様に、ドローンライフをサポートする事が我々の使命です。

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