
1. まずは目的をはっきりさせよう

ドローンにはいろんなタイプがあります。まずは「何に使いたいか」を考えてみましょう。
- 旅行先での空撮 → 軽量で持ち運びやすく、カメラ性能が良いもの
- SNS用の動画撮影 → 安定した映像が撮れるジンバル付きモデル
- 子どもと遊ぶ・練習用 → 操作が簡単で安全機能があるトイドローン
- 本格的に空撮をしたい → 4Kカメラ搭載、GPS付きの中~上級モデル
目的によって機体選びも変わってきます。最初の目的をはっきりさせておくことで、機体も絞り易くなってきます。ただし、性能が上がれば比例して価格も上がってしまいますので、予算内で無理なく購入して頂ければと思います。
2. 法律やルールもチェックしよう

日本では、ドローンの飛行に関していくつかのルールがあります。
- 100g以上のドローンは登録が必要
- 住宅地や人の多い場所では飛ばせないことが多い
- 飛行禁止区域(空港周辺など)もある
- 夜間や目視外飛行には特別な許可が必要
書店や国土交通省のHPに航空法に関する内容も掲載されています。DIPS2.0(ドローン情報基盤システム2.0)のアカウント作成は、屋外で飛行させる際に必須となります。機体登録やリモートID、飛行申請もDIPS2.0から行います。
3. 性能と価格のバランスを見よう

高性能なドローンは魅力的ですが、価格もそれなりにします。以下のポイントをチェックしましょう。
- 飛行時間:10分~30分が一般的。長いほど便利。
- カメラ性能:フルHDで十分な人もいれば、4Kが欲しい人も。
- 操作性:スマホ連携や自動帰還機能があると初心者でも安心。
- 価格帯:1万円以下のトイドローンから、10万円以上の本格モデルまで幅広い。
家の中だけで飛ばして遊びたい方は、トイドローンで充分楽しめると思います。屋外で飛行させたい場合、トイドローンでは厳しい部分もあるので、100g以上の機体をオススメします。一般向け小型空撮機なら、DJI製品からスタートさせるのが、ドローンを始めるならオススメかと思います。
4. どこで購入するのか

・インターネット:Amazonやヤフオクを利用する。価格比較も容易である。
・正規販売店や認定ストア:各メーカーの販売店。販売店の無いメーカーもあるので注意。
・ラジコンショップ:自分だけのオリジナルドローンを制作したい方向け。
・ドローンスクール:代理店として機体販売しているスクール多数。専門知識も豊富。
・家電量販店:比較的立ち寄り易い。 購入する機体が決まったら次に悩みどころになるであろう「どこで購入するのか」。対面で商品の説明を受けて動画やカタログ等では入手出来ない情報や知識も確認する事が出来ます。この5つの中からオススメするなら、正規販売店・認定ストア・ドローンスクールです。自作機になると厳しいですが、純正の機体をお求めの場合は、詳しい説明を受けておいた方が安全ですし機体を守る事にも繋がります。スクールや正規販売店で購入すると、申請関係の手続きの方法も教えて貰う事が出来ます。
5. 買う前に「体験」してみるのもおすすめ

購入予定の機体の体験が可能か分かりませんが、感触を掴んでおくことは重要です。実機が怖いという方もおられると思いますので、最初はシミュレータで体験するといいかもしれません。墜落してもシミュレータなので何度でもやり直しが可能です。あくまでもシミュレータなので実機とは違いますが基本操作を知るという意味でも重要です。技術的な部分はスクールのインストラクターに指導して貰えるとより確実です。体験したい場合は、一度スクール側に確認を取ってから行くようにして下さい。
最後に
ドローンは、空からの景色を楽しんだり、思い出を残したりするのにぴったりのアイテムです。目的に合った機体を選び、ルールを守って安全に楽しみましょう。初めての一台は、少し慎重に選ぶのが成功のカギです。また、先日のコラム「ドローンを安全に飛行させる為に絶対に必要なオプション品5選」でも紹介しておりますが、機体と併せて揃えておくべきオプション品も御座います。機体購入に予算を費やしてしまい、その他のオプションが揃えられなければ安全を担保する事が非常に難しくなります。安全面も意識しながら自分の納得出来る機体を購入しドローンライフを送って頂ければ幸いです。そして、資格取得を目指されるのであれば一度操学舘ドローンスクールにご相談下さい。全力でサポートさせて頂きます。